そもそも念仏宗とは?

そもそも念仏宗とは?

みなさんは念仏宗という宗教をご存知ですか?簡単に言ってしまえば仏教の仲間とされるこの宗教ですが、実は少し違うようです。
そもそも仏教とは釈迦によって開かれた宗教の一つで、私たちはなぜ生まれ、そして死んでいくのか、本当の幸せとはいったい何なのか、という問題を明らかにしたものです。
釈尊の教えによると、現世は思い通りにはならない苦の世界であり、真の幸福はなく、真の幸福はよく自制し、清らかな行いを収めた末に大涅槃と呼ばれる真の安心を得ることであるとされています。
念仏宗は、このような釈迦の教えを忠実に守った宗派で、他の仏教のような現世の利益を求めるために作られた寺院はありません。
念仏宗には兵庫県加東市にある総本山を中心に京都の別格本山、福岡の九州本山や北は北海道から、南は九州まで全国十教区に広がる別院36のがありますが、どの寺院も阿弥陀三尊を本尊と市、現世の利益のためでなく、釈尊の教えを忠実に守るための修行の場として存在しているのです。

念仏宗はどんな宗教?

釈迦の教えを忠実に守り、真の幸福の形である大涅槃を実現するために修行を続けている念仏宗は、いったいどんな宗教なのでしょうか。
この宗教は現世利益を廃し、単なる観光寺院ではなく釈尊による真の仏教の実践に努める寺として、兵庫県加東市に総本山を持っています。
また、総本山以外にも京都に別格本山、福岡の九州本山、そして北は北海道から南は九州まで全国10教区にひろがる別院があり、教徒たちはみなそこを拠点に真の仏教の実践に努めています。
本尊は阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩という、いわゆる阿弥陀三尊とよばれるもので、浄土三部経や父母恩重経などに依拠した一切経を経典としています。
また、真の仏教に努めることを目標としている念仏宗は、降誕祭や大涅槃会などに代表される六大祭事も行っています。
この六大祭事は、仏教を開いた釈迦にゆかりのある日に行われています。
さらに念仏宗では、寺院のある地域に住んでいる住民たちとの交流も深めています。
8月には林間学校、日曜日には日曜学校を開いて、地域住民にも仏教の教えを広めているのです。

念仏宗の寺院に参詣するには?

現世利益を廃し、釈迦の教えた真の仏教に努める念仏宗の寺院に参詣するにはいったいどうしたらよいのでしょうか。
今回は総本山へ参詣するという例で見ていきましょう。
まず、ホームページにある入力フォームに必要事項を記入して参詣の申し込みをします。
総本山は近隣の住民への配慮から参詣は事前申し込み制をとっているようです。
申し込みの順から案内をしてもらえますよ。
また、現世利益を廃した寺院ですので拝観料はありません。
申し込みが終わったらアクセスをしっかり確認して、いざ参詣です。
参詣の際には次のことに注意しましょう。
まず、鳥の被害を防ぐため飲食物の持ち込みはできません。
また、禁煙・禁酒となっておりますので、飲酒した状態では参拝できません。
参詣場所は石段や石畳がつづきます。
足を滑らせないように、歩きやすい、滑らない靴での参詣をおすすめしています。
念仏宗が私を助けてくれた
また、ごみの持ち帰りや、撮影禁止などの注意点がありますが、この辺りは普通の観光寺院と同じなのではないでしょうか。
みなさんも念仏宗の寺院を参詣する際にはぜひ参考にしてください。